副業シェフの収入はいくら
スキルを伸ばす

副業シェフの月収はいくら?相場と収入を増やすコツを紹介

#ベテランシェフ #中堅シェフ #新人シェフ

副業で実際どのくらい稼げるのか。副業シェフを考えるとき、いちばん気になるのはその数字のはずです。この記事では、働き方別の月収の目安を一覧にまとめ、収入を増やす5つのコツと、初めてでも困らない税金の基礎知識までを解説します。

<あわせて読みたい関連記事>

結論:副業シェフの月収は「働き方」で大きく変わる

副業シェフの月収は、ゼロから月収20万円超まで、幅が大きく開く分野です。決めるのは働く日数、単価、そして継続性の3つです。まずは働き方別の目安を表にまとめました。

働き方稼働のイメージ月収の目安
週末のスポット1日月4日、1日3〜4時間3万〜8万円程度
週2〜3日のスポット月8〜12日8万〜15万円程度
出張シェフを並行月5〜10件5万〜15万円程度
本格稼働(フリーランス)月15日以上+出張案件20万円以上も目指せる

参考までに、出張シェフの1回の報酬は、個人宅のディナーで1万5,000〜3万円程度、パーティー規模なら3万〜8万円。

副業で月5〜10件こなせば月収5万〜15万円が現実的なラインです。さらに上をいく声もあり、出張シェフの案件募集では「月収最大70万円以上」という広告も登場しています。

また、シェフの平均年収は約400万〜450万円とされる中で、副業で月10万円の収入が加わる意味は小さくありません。

なお、ここで挙げた数字は案件内容や地域、単価設定によって変わるものです。「相場」としての目安としてご覧ください。

月収を決める3つの要素

単価:1回あたりの報酬を上げる

同じ3時間働いても、報酬は現場によって変わります。単価が上がりやすいのは、少人数の貸切ディナー、専門ジャンルの案件、遠方や早朝といった条件がつく現場です。

時給換算では、1,815円を下限に保障する案件や、最高時給5,000円超の募集も見られます。自分の得意が「需要のある形」で手に入る案件を選ぶことが、単価アップの近道です。

また、月収の「山」を作るのが繁忙期です。忘年会やクリスマス、新年会の前後は案件の数も単価も跳ね上がるので、年に一度の稼ぎ時として、週末の予定を早めに空けておくのが効率的です。平日中心の本業とも相性がよい部分です。

件数:働ける日を無理なく増やす

月収は単価×件数で決まります。ただし、料理人の本業は体力仕事。連日フル勤務のあとに副業を入れると、本業の質が落ちてしまっては元も子もありません。

増やすべきは「無理のない件数」です。シフトを見ながら、動ける週末や休日を先に確保しておくと、件数が安定します。

継続率:同じ現場に呼ばれ続ける

副業の収入を安定させる最大の要素は、リピートです。新しい案件を探す営業コストがかからないぶん、継続案件は実質的にいちばん効率のよい収入源になります。

当日の段取りと引き継ぎを丁寧にし、呼ばれる料理人のポジションを作りましょう。

収入モデル例:週1日から始める場合

具体的なモデルを見てみましょう。本業を持ちながら、土曜の昼にスポット案件へ週1日参加する場合。1日3時間、時給換算2,000円前後の現場なら、月4日で約2万4,000円。土日とも入れて月8日にすると、約4万8,000円です。ここに出張シェフの案件を月2件(1回2万円前後)足すと、月収9万円前後になります。

少しずつ組み合わせを変えて、自分の体力と相談しながら月収を組み立てる。副業の収入は「作る」ものだという感覚を持っておくと、毎月の数字が変わってきます。

月収を作る最初の1件を、CHEFLINKアプリで取りませんか

登録者は調理経験者のみ。時間あたりの委託料算定単価1,815円保証+追加報酬の案件もあり、働いた評価がデジタル履歴書に蓄積されます。

▶️ CHEFLINKアプリをダウンロードする

月収を増やす5つのポイント

  • 得意ジャンルを絞って単価を上げる:「和洋中なんでもできます」より「会席の少人数貸切が得意」のほうが、単価の高い案件に選ばれます
  • 評価をデジタル履歴書として蓄積する:マッチングサービスで働いた現場からの評価は、次の案件を有利にする資産です。CHEFLINKのように評価がプロフィールに残る仕組みを使うと、実績が逃げません
  • リピートを大切にする:引継ぎメモや当日の報告を丁寧に。継続案件は営業コストゼロの安定収入になります
  • 経費を正しく計上する:包丁や調理道具、交通費、衛生用品は副業の経費になります。正確な計上は、実質的な手取りを引き上げます
  • 単価の高いシーズンに合わせて稼働する:忘年会や新年会、クリスマスなど繁忙期は現場の需要が跳ね上がります。この時期の稼働率を上げると、月収の山を作れます

知っておきたい税金の基礎知識

副業で稼ぐと、確定申告との付き合いが始まります。給与所得者の場合、副業の所得が年間20万円を超えると所得税の確定申告が必要です。

ポイントは「収入」ではなく「所得」で判断する点。交通費や道具代といった経費を差し引いた残りが20万円以下なら、申告不要になる場合があります。

一方で、住民税については所得20万円以下でも申告が必要です。加えて、副業の収入は勤め先の年末調整では拾えないため、自分での申告管理が前提になります。

最初のうちは面倒に感じますが、青色申告や会計アプリを活用すれば、手間は思うより抑えられます。収入が伸びる前から記録の習慣をつけておくと、あとで楽になります。

なお、副業があると住民税を翌年に自分で支払う形になることもあります。勤め先との兼ね合いが気になる人は、支払い方法の指定も併せて確認しておきましょう。

なお、事業として継続的に副業をおこなうつもりなら、帳簿づけをしたうえで青色申告を選ぶという選択肢もあります。白色か青色かで手続きの手間は変わるので、まずは記録の習慣から始めて、伸び具合を見て切り替えを検討すれば十分です。

出張シェフとスポットワーク、どちらを選ぶ?

月収を組み立てるとき、家庭や企業向けの出張シェフと飲食店向けのスポットワークは並べて考えると分かりやすい組み合わせです。

  • 出張シェフ:1回の報酬が高く、日程の合間に差し込みやすい。打合せや仕込みの時間は自前になるぶん、時給換算では思うより労働が濃くなります
  • スポットワーク:時間で報酬が決まり、段取りの手間がほぼない。単価は出張シェフより抑えめですが、空いた日にそのまま入れるのが強みです

理想は、安定の基礎収入をスポットワークで固めつつ、月1〜2件の出張シェフで上積みを作る形。体力の残りと相談しながら、比率を少しずつ動かしていきましょう。

よくある質問

Q

週末だけでも、月10万円は狙えますか

A

狙えます。土日それぞれにスポット案件(1日3〜4時間、時給2,000円前後)を入れて月8日、そこへ出張シェフ1件を足すと、月8万〜10万円程度になります。ただし毎週両日の稼働は体力を削るので、月初に動ける日を決めておくのがおすすめです。

Q

交通費は支給されるものですか

A

案件によって異なります。時間単価に含まれるケースもあれば、実費支給のケースもあるので、応募前に必ず確認しましょう。遠方の案件は移動時間込みで時給換算してから判断すると、後悔がありません。

Q

継続案件は、どうやって作ればいいですか

A

当日の報告と、翌週以降の引継ぎをていねいにすることが最短ルートです。仕込みの進み具合や在庫の状況をメモで残すだけで、「また呼びたい料理人」の枠に入れます。評価機能のあるサービスなら、その評価が次の案件の紹介にもつながります。

Q

単価の交渉をしてもよいものですか

A

してはいけないルールはありません。ただし、既存の現場でいきなり値上げをお願いするより、実績と評価が蓄積された段階で、新しい案件から希望ラインを引き上げていくほうがスマートです。過去の評価が、何よりの交渉材料になります。交渉と合わせて「単価に見合う内容を提供できているか」の点検も行いましょう。

まとめ:月収は「単価×件数×継続率」で組み立てる

副業シェフの月収は、週末1日で3万〜8万円、本格稼働なら20万円以上も視野に入る世界です。伸ばす鍵は、単価、件数、継続率の3要素を、自分の体力と照らし合わせながら調整すること。そして、評価の蓄積という資産をこまめに増やしておくことです。

数字に不安があるうちは、小さく始めて実測値を取るのが一番です。まずはアプリをダウンロードして、時給と案件の並びを実際にのぞいてみてください。あなたの技量で組める月収の形が、きっと見えてきます。

CHEFLINKアプリで副業を始める

登録者は調理経験者のみ。時間あたりの委託料算定単価1,815円保証+追加報酬の案件もあり、働いた評価がデジタル履歴書に蓄積されます。

▶️ CHEFLINKアプリをダウンロードする

執筆 Dining Trends編集部

料理人の毎日に効く知識と、次の一歩を後押しするコンテンツを届ける編集チームです。調理道具のリアルなレビュー、厨房で役立つ技術や用語、海外挑戦や独立のヒントまで、現場目線でわかりやすく執筆。プロにも料理好きにもわかりやすい記事づくりを大切にしています。

記事一覧を見る
RELATED ARTICLES 関連記事

CHEFLINKならSNS機能で
全国の料理人とつながれます。