ショフェ
スキルを伸ばす

【調理用語 フランス料理】「ショフェ」— お皿を温め、提供の温度を守る

#世界の厨房辞典

定義

ショフェ(Chauffer): 加熱する、温める。料理の現場で特に重要なのが「器を温める(chauffer les assiettes)」ことです。ただし、熱い料理を冷たい皿に乗せると、温度は皿に奪われます。ソースは照りを失い、脂は固まり始め、せっかくの火入れが台無しになります。

フランス語の正式スペルと発音

Chauffer [ショフェ] – 動詞。ラテン語calefare(熱する)に遡り、形容詞「ショー(chaud=熱い・温かい)」と同源です。熱そのものを意味するchaleur(シャルール=暖かさ)、暖房のchauffage(ショファージュ)などが派生語です。

語源 / 歴史

温かい料理を温かい器で出すのはフランス料理の原則で、プロの厨房では仕込みの一部として皿を温め続けておきます。低温のオーブン、オーブンの扉の上、湯につけたバット——方法は様々ですが、「皿が冷たいまま盛らない」を覚えておきましょう。

実際の厨房での使い方

 「湯から上げた皿は布で拭いてから」 → 温めた皿の裏の水滴が料理に移ると台無しです。拭いて、すぐ使う。温めたまま待たせないのが基本です。

腕を上げる一番の近道は、いろいろな厨房を見ること。

用語を知ることも、その一歩。この辞典で覚えた言葉は、次の現場で号令として耳に入ってきたとき、初めて身になります。CHEFLINKには、全国の厨房をスポット勤務で知れる仕組みがあります。言葉と経験を重ねながら、腕を磨いていく——その現場探しに、ぜひ使ってください。

▶️ CHEFLINKのアプリをダウンロードする

山中 幸夫
監修 山中 幸夫

フレンチシェフ。ラマンディエドムージャン、グレイ ダルビオン、ラタントクレールといったフランスやスイス、ロンドンの複数の星付き店で5年半の海外修行。帰国後は有名フランス料理店のシェフを歴任し、渋谷松濤にて幻の尾崎牛を扱うBistro eightのシェフとして活躍した後、フリーランスとして独立。シェフリンクではスポットワークを中心に都内の店舗や沖縄から北海道まで全国で活躍

記事一覧を見る
RELATED ARTICLES 関連記事

CHEFLINKならSNS機能で
全国の料理人とつながれます。