【食材のトリビア】コーヒーに塩? — 苦味をまろやかにする裏技
答え:微量の塩(ひとつまみ)が苦味を抑え、甘味を引き立てる。科学的根拠も
「コーヒーに塩?」。驚くかもしれませんが、これは科学的に効果のある裏技です。塩化ナトリウム(塩)の塩化物イオンが、舌の苦味受容体をブロックし、苦味を感じにくくします。
同時に、甘味受容体を刺激して甘味が引き立つため、コーヒーがまろやかに感じられます。ただし、入れすぎると塩辛くなるので、ひとつまみ(約0.1g)が限度です。
POINT
- ポイント①:塩化物イオンが苦味受容体をブロック:食品科学の研究によると、「塩化物イオンが苦味受容体(T2R)に結合し、苦味を感じにくくする」ことが示されています。同時に甘味受容体(T1R)を刺激し、甘味感覚が増強されます。
- ポイント②:エチオピアの伝統的飲み方:実はコーヒー発祥の地・エチオピアでは、伝統的にコーヒーに塩を入れる習慣があります。「塩コーヒー」は世界各地で飲まれており、日本でも一部のカフェが提供しています。
- ポイント③:入れすぎ注意!ひとつまみが鉄則:塩の量は本当に微量でOK。ひとつまみ(親指・人差し指・中指でつまんだ量)で十分です。入れすぎると塩辛くなり、台無しに。
プロの技:コーヒーをもっと美味しく飲む裏技
- 塩ひとつまみ → 苦味を抑える
- バター少量 → まろやかでコク増し(バターコーヒー)
- シナモンパウダー → 香りと甘味をプラス
- 黒糖 → ミネラル豊富で複雑な甘味
料理トリビア
コーヒーの苦味成分はカフェインだけではありません。クロロゲン酸(ポリフェノール)、キナ酸、トリゴネリンなど複数の成分が苦味を作り出しています。塩はこれら複数の苦味成分に対して効果があります。
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